批評の記録

2019年06月12日
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モノクロの学び
DPP_0024.jpg
二週にわたるプリント実習を終えて
はじめての批評の日

一人ずつ自分の作品を
教室のホワイトボードに貼り
皆で批評

いやいや
まだ作品と言えるようなものでは無い事は百も承知

クラスの方の写真を興味深く拝見しつつ
批評しつつ
いつ自分の番がやって来るか
ドキドキしながら

呼ばれた私の名前
5枚のモノクロ写真を貼る

まずは皆でじっくり眺めて席に着き
一枚一枚の批評がはじまる

まだ技術の習得の段階
決して素敵な写真を撮るワケではない
あくまで今回のテーマに合っているかが大前提
DPP_0022.jpg
まずはトップの写真とこの二枚
ホースとチェーン
質感とシャープさがでていて
まずまずの批評
ただこの二枚は光の影響が少ない環境での撮影でした

そして先生からの質問
「上の二枚と下の三枚の違いがわかりますか?」
私には答えられなかった…

そして次の三枚
DPP_0021.jpg  
被写体の色は黒
どんな環境で撮ったとしても
質感が出にくい被写体
砕けた石よりひし形の模様に目がいってしまう
今回のテーマではこの被写体この写真は
はずした方が良かったという批評でした。

DPP_0023.jpg 
アロエの茎
質感もでていて絶好の撮影環境
だからと言って良い訳ではない
いい天気だったこの日
背景のアロエの葉が白く目立ち
被写体が目立たないという批評

DPP_0025.jpg
そして最後の木の根
根の質感より光が当たっている部分に
目がいってしまう

たとえ光の具合が素敵に写ったとしても
今回のテーマとは違う

ドキドキの反面
人に見てもらう
批評してもらうという勉強
そして私もまた人の写真を批評する勉強
本当に面白くて勉強になった
はじめての批評の日

批評は
たとえ酷評だったとしても高評でも
その写真の批判でも褒め合いでもないという事を感じつつ
だからこその勉強

美意識で撮る素敵な写真の撮り方と
質感や形状をリアルに撮る事とは違う
まずはその技術の習得

基本的な技術がなければ
表現はもちろん撮りたいものは撮れないから

まだ動くものすら撮れない段階
少しずつ勉強中
いつか
このはじめてを懐かしく恥ずかしく想える
そんな成長ができる日が来ることを
遠くに夢みつつ

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